オールドドメインのリサイクルに意味があるケース
私は最近オールドドメイン反対派ですが、
それを友人に話していたら、こんな反論を受けました。
「いや、リサイクルは地球にやさしいだろ」と。
ここでは、オールドドメインのリサイクルとしての意義が
あるのかどうかを検討します。
■オールドドメインは要するにメールアドレス
オールドドメインはネット以外の場所では何に
該当するのかといったら、「誰かが使っていたメールアドレス」です。
電話番号とはちょっと違います。
電話番号は有限なので、一度誰かが放棄したものでも、
それを次にその住所に住んだ人が使う必要があります。
（携帯の場合は再利用すると混乱するので、
080などの番号を増やして、対応しているわけですが）
なので電話番号の場合は、確かに友人の言うとおり、
リサイクルすることが必要なのです。
正確にいうとリユースですね、この場合。
一方、ドメインはメールアドレスと同じなので、
生み出そうと思えば無限に生み出すことができます。
なので、これは別に再利用しなくてもいいわけです。
（そもそも、放置しておいても腐敗したりしないし、
場所も取ったりしないですからね）
■でも、オールドドメインの業者は存在するべき
なので、オールドドメインをリサイクルする意義はないのですが、
ドメイン名によっては「これが欲しい！」という人が
いるものもあります。
言うまでもなく「biyou.com」とかそういうものですね。
ドメインが登場した頃に取得されただろうこれらのドメインが
手放されていたら、20万などのお金を払ってでも
これらを買いたい人はいるでしょう。
そういう意味ではオールドドメインのリサイクルは意味があります。
これらの人は、そのオールドドメインを使って、
ものすごくいいサイトを作るでしょうから。
（いいサイトを作りたいから、高いドメイン料金を払ってでも、
これらのプレミアムドメインを取得しようとするわけです）
そういう点では、「プレミアムドメインで良いサイトを
作ろうとする人たちのため」という点で、
オールドドメインのリサイクルは意味があります。
逆に、「ただ古いものを使うことに意味がある」
というのは間違いだということです。
ドメインは、あくまでそれを育てたくなるような
名前でなくてはいけないのです。
今すぐ、無理ツールを受け取る。
ラストチャンスです。
今ならまだ間に合います。
